全地連とは

団体概要

名称
全国障害者地域生活支援事業者連絡会(ZENCHIREN)
代表者
高浜 敏之
所在地
〒186-0004 東京都国立市中1丁目20-1 浅見ビル1階
全地連組織図
役員一覧
代表 株式会社土屋 代表取締役 高浜敏之
副会長 株式会社障碍社(しょうがいしゃ) 代表取締役 安藤信哉
事務局長 新井社労士事務所 代表 新井智
事務局次長 株式会社障碍社(しょうがいしゃ) 池田幸英
事務局次長 株式会社土屋 吉岡理恵
会長補佐 株式会社土屋 小川力信
会長補佐・常任委員 株式会社土屋 星敬太郎
常任委員 KERIS(ケリス)株式会社 運営アドバイザー 針生栄治
常任委員 株式会社マツノケアグループ 代表取締役 松野竜一
常任委員 株式会社ミレニアム 佐々木康
常任委員 株式会社土屋 五十嵐憲幸
常任委員 株式会社土屋 奥永孔太郎
常任委員  個人 池田 希咲
アドバイザー 一般社団法人土屋雉翔会(ちしょうかい) 理事長 入江真大
アドバイザー 株式会社Emi-Rot(エミ・ロット)代表取締役 吉田 政弘
アドバイザー 株式会社ako(エーケーオー) 代表取締役 楠橋明生
政策委員会     委員長  新井智(社会保険労務士)
          副委員長 吉岡理恵(土屋)
経営支援委員会   委員長  安藤信哉(障碍社)
          副委員長 吉田政弘(エミ・ロット)
          副委員長 加藤和博(ミレニアム)
サービス向上委員会 委員長  五十嵐憲幸(土屋)
          副委員長 三上敦(障碍社)
          副委員長 小川力信(土屋)
広報委員会     委員長  楠橋明生(ako)
          副委員長 佐々木康(ミレニアム)
          副委員長 松野竜一(マツノケア)
設立年月
2025年7月28日に任意団体を立ち上げ。
2025年11月に一般社団法人 全国障害者地域生活支援事業者連絡会を設立
業種・事業内容(活動内容)
参加団体の意識啓発や健全な経営のためのガイドラインの策定
各地域での事業者間のネットワークづくりや交流会の開催
業界全体の運営やサービスの質の向上を目的とした研修会や勉強会の実施
利用者支援において単独の事業者で対応が難しい場合などの相互協力体制の構築
重度訪問介護事業者専用の相談窓口の運営
活動趣旨
障害者(・ならびに高齢者)の地域生活を支援する事業者の相互扶助的コミュニティを創造し、よりよいサービスを提供できるような学習の場を創設して業界全体のサービスの質の向上に取り組み、現場の実態を行政についたえるなど政策提言を行い、各事業者の経営支援も行い、それによって業界全体の活性化を図ると同時に、障害者(・ならびに高齢者)の地域生活のさらなる推進を図っていく。

ごあいさつ

高浜代表

全国障害者地域生活支援事業者連絡会(ZENCHIREN)のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

私たちは、在宅で生活を送る障害のある方々を支える、介護事業者による相互扶助の団体です。
私は約20年前、障害者団体として初めてケアの現場に立ちました。
サービスを利用しながら地域で自立した生活を送る方々の姿、そしてそれを支えるワーカーの皆さんの働きぶりを目の当たりにし、深く感銘を受けるとともに、大きな衝撃を受けました。
当時は、ただひたすらに“やりがい”だけを原動力に働いていたように思います。

その後、私は障害者運動にも関わるようになり、当事者の声や仲間のネットワークを通じて、現場で働く人たちの待遇改善にどう取り組めるか、試行錯誤を重ねてきました。
そして現在、私は重度訪問介護を全国47都道府県で展開する株式会社土屋を経営しています。
経営者という立場になった今、現場で働く人々の待遇改善やキャリアパスの整備に取り組む中で、かつて運動の中で「こうなったらいい」と願っていたことを、少しずつ形にできているのではないかと感じています。
しかし、私たちはケアの専門家であって、必ずしも経営の専門家ではありません。
理念を大切にしながら待遇改善を進めていく中で、インフレや全国的な賃上げの波が押し寄せ、「高いと思っていた給与水準が相対的に低くなっていた」という現実にも直面しました。
これはまさに「経営としてできることの限界」を感じた瞬間でもありました。

厚生労働省の皆様や、業界団体のリーダーシップのもと、処遇改善加算制度などは整備が進んできました。
私たちも定期的に賃上げを行っていますが、それでも労働市場の変化のスピードには追いつきません。
ここ数年は、同じ採用コストをかけても応募者数が減少するなど、経営努力だけでは解決が難しい状況が続いています。だからこそ、行政や国会議員の皆様と、より建設的な対話ができるネットワークを構築する必要がある。
そのように考えていたとき、同じ志を持つ仲間たちと出会い、この会の設立に至りました。
今後は国や自治体、業界団体の皆様と連携し、現場の声を確実に届けながら、「持続可能な制度づくり」に向けて建設的な対話を進めてまいりたいと考えています。
私はもともと現場出身です。経営者になるまでは、管理者や社長といった存在は遠い存在に感じていましたし、正直、仲間意識のようなものもほとんどありませんでした。
だからこそ、現場と経営、利用者と事業者といった間に生じがちな“裂け目”をつなぐ橋渡しの役割を、この団体が果たしていければと考えています。

この仕事は、本当に面白く、やりがいがあり、誇りを持てる仕事です。
しかし、決して楽ではなく、精神的に負荷の大きい場面も多くあります。
それは現場のヘルパーだけではなく、彼らを支える事業者も同様です。
特に地域に根ざした中小事業者の皆さんが、この業界の大部分を支えており、
その存在が失われれば事業そのものが成り立ちません。

だからこそ、そうした事業者を支える場が必要です。
私たちの団体も、地域で福祉を支える事業者の皆さんに寄り添い、共に歩む存在でありたいと考えています。

全国障害者地域生活支援事業者連絡会 代表 高浜 敏之

プロフィール

土屋ホールディングスカンパニー会長

慶応義塾大学文学部哲学科卒 美学美術史学専攻。 大学卒業後、介護福祉社会運動の世界へ。 自立障害者の介助者、障害者運動、ホームレス支援活動を経て、介護系ベンチャー企業の立ち上げに参加。 デイサービスの管理者、事業統括、新規事業の企画立案、エリア開発などを経験。2020年8月に株式会社土屋を起業。代表取締役CEOに就任

上部へスクロール